似て非なるものなり

こんばんは。
ミヤザキです。
最近、しょうが紅茶ダイエットを始めました。

さて、先日、

「すごい虫131」が発行から3ヶ月経ったいまもなお
新宿紀伊国屋書店で平積みされているらしい!!
しかも、なんだかオモシロイことになっている?!

という情報を入手。

なんだって??!
それは行かねばならん!

そんなわけで、アスタコイデス相澤隊員と“チームすごい虫”を復活。
伊国屋新宿南店に潜入しました。

5階でさっそく発見!
紀伊国屋さん平積みにしていただいてどうもありがとうございます。

ん?
なんだか、似ている本が、ななめ前にあるぞ。

左は養老先生ご推薦
「世界一の昆虫」(日経ナショナルジオグラフィック)3990円

右は養老先生ご監修
「すごい虫131」(DECO)1470円

似て非なるものなり!!

もう、姉妹本と思って両方買うしかありませんね!

もし迷ったら、
値段の安い「すごい虫131」をオススメします。

せっかく来たので、
最近、編集させていただいたほかの本をチェック。
すると、ありがたいことに平積みばかり!

『小学生の辞書にある漢字』(小学館)平積みを喜ぶ編集担当

なべさん担当の『絶品 漬物ブック』も平積み!

あれ? 漬物だけ? 汁物は?

『絶品 汁物ブック』は本棚にささってました。
ぼくが、汁物編集担当です。

『自休自足』(第一プログレス)平積みと編集担当。
うれしいです!

いや?デコ平積み祭りでした。
紀伊国屋さんありがとうございます!
「すごい虫131」を末永くよろしくお願いします。

●今日のすごい虫

国立科学博物館にて発見!
68番が「アスタコイデスノコギリクワガタ」です。

「あっ、その下のやつは、オオヒラタクワガタ!
その左隣は、パラワンオオヒラタクワガタだ!」

と、空で言えるようになっていたワタシ。。
これぞ「すごい虫131」制作の威力!!

星型のお砂糖!

カメラマンの薮崎めぐみさんから
星型のお砂糖をいただきました。

カップにひっかけれるようになっています。
とてもかわいい。つい、たくさんのせてしまいます。

薮崎さん、ありがとうございました!

そして、先日25?26日に恵比寿リムアートアネックスで

Mパターン研究所さん主催のイベントに参加させていただき、
「あさって歯医者さんに行こう」を販売しました。

たくさんの方とお話しできる機会となり、
とても楽しかったです。

毎日冷え込むようになりました。
湯たんぽをして寝ています。
風邪もはやっているようです。皆様うっかり風邪をひきませんよう!!!

齋藤

むしむし特別企画! 車谷長吉さんインタビュー 第3回

特別企画! 車谷長吉さんインタビュー

反時代的毒虫、虫を語る

●第3回 文学は毒虫でないと書けない

―― 「武蔵丸」と「虫の息」という短篇には、ホソハリカメムシ(細針亀虫)という虫も出てきますね。

車谷 ホソハリカメムシって小指の先ほどの虫だよね。西日暮里駅の崖につる草が生えていて、そのつる草を引っこ抜いて……根は引っこ抜かないけど、家に帰ってきて花瓶にさしていたのよ。チューリップとかさ、ああいう西洋の花はきらいだから。金もかかるし。だから崖なんかに生えている草なんか引っこ抜いてくるわけ。葉っぱの裏に偶然いたんだな。気がついたら畳の上をはいまわってた。写真を撮って嫁はんとふたりで図書館へ図鑑を見に行ったんだよ。それでホソハリカメムシだということがわかった。

―― カメムシだから臭くないですか?

車谷 いや、カメムシとホソハリカメムシというのは、まったく別の虫。ホソハリカメムシはなんの臭いもしない。たしか、15日間くらいウチの畳の上をはってたんだけど、ある日いなくなっちゃった。

―― 好きな虫、きらいな虫はありますか?

車谷 そうだねえ、べつにイヤだなあという虫はゼロだな。

―― 一説によると人はクモ嫌いと蛇嫌いに分かれるらしいですが……。

車谷 私はどっちもイヤだと思わない。ウチの庭に行くとクモの巣がいっぱいあるよ。今の家には蛇は出てこないんだけど、今の家から10分くらいのところ、白山上(文京区)に住んでいたときは蛇がよくいたなあ。台所の窓からよく部屋に入ってきたね。で、ピッと首つかんですぐ外にホイって。

――それはなかなかできないですね。

車谷 いや……あらゆる動物は、虫も含めて、人間のほうがまず騒ぐね。そうすると相手は威嚇されていると思うから恐怖心を感じて、具合悪いことがおこるわけだ。だから蛇なんかでも顎の下をなでてあげればさ、とぐろまいて「もっとなでてくれ」ってなる。こっちが騒いで足で踏んだりすると、向こうも攻撃されたと思うから、足に胴体巻きつけてくるよねえ。
 ただ、マムシと沖縄のハブは人間を恐れない。ハブは会ったことないけど、マムシは田んぼによくいた。ふつうの蛇というのは頭が小さいのよ。マムシはふつうの蛇より3倍くらい大きいでしょ。脳みそがいっぱいつまっているんだろうね。人間の弱点をよく知っているよ。田んぼの水がたまっているところで、手を洗おうとするでしょ。そこの草かげに必ず待ってるよ。で、飛びかかってくる。手には手甲(てっこう)をしているでしょ。だからこっち(腕の内側を示して)へくる。で、70センチくらい飛ぶね。だから農家の子は幼稚園に入るくらいのころから、手を洗うときは気をつけるようにって親に言われるよね。田舎でも家が農家ではない子は噛まれるなあ。マムシに噛まれると一生しびれは抜けない。

―― ご自宅に「蟲息山房」と名づけていらっしゃいますが、その由来は?

車谷 あれはね、最初嫁はんと所帯を持った家に、さっき話したホソハリカメムシがいたわけですよ。で、「虫」っていうのは今は戦後の当用漢字で虫ひとつにしちゃったけど、正字は虫3つでしょ。だから、私と嫁はんと虫で3匹でいると。

―― ご自身も虫なわけですね。

車谷 そうそうそう。虫が息をしている。「山房」というのは書斎という意味ですよ。

―― そういえば、車谷さんはよく「反時代的毒虫」と形容されますね。

車谷 あれはね、もう亡くなったけど、新潮社の川嶋眞二郎さんという編集者がいて、ぼくの大学の先輩で、その川嶋さんがウチにもよく来てたよね。ホソハリカメムシを見て、さっきの蟲息山房と名づけたわけ。「反時代的毒虫」という名も『鹽壺の匙』の本の帯に川嶋さんがつけた。

―― 毒虫と呼ばれるのは、どうですか?

車谷 文学には毒がないとぜんぜんだめだからね。100パーセントだめだから。私は毒あると思いますよ。活字を読んで、私より毒の強い人、会ったことない。

―― 毒虫はほめ言葉なんですね。

車谷 まあ……しょうがない。川嶋さんはそのつもりだったんだろうね。

(完)

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車谷長吉 くるまたに・ちょうきつ

昭和20年、兵庫県飾磨(現姫路市)生まれ。
慶応大学卒業後、広告代理店などに勤務しながら、小説を書き始めるが挫折。
郷里に帰り、旅館の下足番や料理屋の下働きとして関西を転々、「無一物」の生活を送る。
38歳で再上京。47歳のとき、書き継いできた私小説をまとめた作品集『鹽壺の匙』を上梓、
芸術選奨文部大臣賞、三島由紀夫賞を受賞する。
平成10年の『赤目四十八瀧心中未遂』(直木賞受賞)ほか著書多数。
妻は詩人の高橋順子さん(小社から詩集『あさって歯医者さんに行こう』を刊行)。

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☆お知らせ☆
デコHP内、SPECIALページにて
リレーエッセイ「虫とわたし」を始めました!

記念すべき第1回目は、車谷長吉さん「長虫」です。
ブログと合わせてご覧ください!!

「大人の名古屋」 にて「眠って生きろ」紹介されました!

阪急コミュニケーションズから発行されている
「大人の名古屋」特別編集号
?痛くない病院 痛みをとる治療?

に、「眠って生きろ」著者 塩見利明先生がご登場され、
「眠って生きろ」を紹介くださいました。

“日本初の睡眠科医に聞いた!今話題の睡眠障害”
という記事で上昇中の、5大睡眠障害や、睡眠テクニックなどが解説されています。

ほかのページでは、
「町の安心医名古屋16区」などの紹介があったり、痛みをとる病院の情報が満載です!

齋藤

むしむし特別企画! 車谷長吉さんインタビュー 第2回

特別企画! 車谷長吉さんインタビュー

反時代的毒虫、虫を語る

●第2回 人間がいちばんの害虫

―― どうしてカブトムシを飼おうとしたのでしょうか。

車谷 とにかく大人になってはじめて出会ったんだな。舎人公園で見つけて、ズボンのポケットに入れて帰ってきた。世話してたらかわいくなっちゃってね。まあ、私よりは嫁さんが珍しがったんだよね。それで金属のザルをかぶせて飼ってたんだよ。スイカが大好きでね。ところが、スイカもある時期を過ぎると八百屋に並ばないわけ。こんどはメロンだよ。高いやつ買うと1万円近い。で、またよく知ってるんだな。夕張メロンなんかよりさ、もっと高いやつのほうへ行っちゃう。安いほうは見向きもしないよ。
 で、すごい力だよ、カブトムシって。ツノで電気冷蔵庫を持ち上げようとするんだから。持ち上げることは不可能だけど、毎日同じことを繰り返している。金属のザルなんかひっくり返しちゃう。雌はツノがないからどれくらい力があるかわからないけど。

―― 「武蔵丸」を読んでびっくりしたのが、雌がいないのに交尾しようとする。ああいうことってあるんですね。

車谷 まあねえ、生物学者じゃないから、私わかんないわ。昆虫学の先生に聞いてください(笑)。

―― それ以来、なにかを飼っていますか?

車谷 水槽のなかでフナを飼ってる。

―― そのフナはどこで……。

車谷 西武百貨店で。

―― 買ったんですか!?

車谷 あ、西武百貨店じゃないや。東武百貨店の屋上に淡水魚売り場があって、そこで買った。西武は熱帯魚とかそういうのしか売ってないんだよな。東武はナマズとか日本の魚を売っている。

―― 国産の魚がお好きなんですね。

車谷 ……それで、名前付けちゃってね。「レイナちゃん」て。レイは「お礼を言う」の「礼」。ナは奈良県の「奈」。

―― メスなんですか?

車谷 ……ちょっとわかんない。生物学の先生に聞かないと。
 まあさっきの話でいえば、1年365日、発情しているのは人間だけだからね。生き物というのは、蛇とか牛でもそうだけど、年間のほんの一時期だけですよ。2、3日でしょう、交尾期というのは。田舎の家では牛を飼っていたんだけど、雄、雌ともにだいたい4日で収まっちゃう。

―― 人間は不思議ですね。

車谷 人間はタチが悪いよなあ。1年365日……。だから産婦人科なんていっぱいあるわけだ。

――はぁ……たしかに。

車谷 で、小学生くらいになるとさ、学校で「害虫」とかなんとかイヤなことを教えるんだよな。「害虫」だって。人間がいちばんの害虫なんだけどな。

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車谷長吉 くるまたに・ちょうきつ

昭和20年、兵庫県飾磨(現姫路市)生まれ。
慶応大学卒業後、広告代理店などに勤務しながら、小説を書き始めるが挫折。
郷里に帰り、旅館の下足番や料理屋の下働きとして関西を転々、「無一物」の生活を送る。
38歳で再上京。47歳のとき、書き継いできた私小説をまとめた作品集『鹽壺の匙』を上梓、
芸術選奨文部大臣賞、三島由紀夫賞を受賞する。
平成10年の『赤目四十八瀧心中未遂』(直木賞受賞)ほか著書多数。
妻は詩人の高橋順子さん(小社から詩集『あさって歯医者さんに行こう』を刊行)。

おすすめ本?「野菜たっぷりレシピとおうちスイーツ」星谷菜々

朝、デコに着くと、机の上においしそうな本が!

以前、毎日新聞タブロイド判「ここち」で、
アジア料理レシピをご紹介いただいた料理家・星谷菜々さん
最新料理本「野菜たっぷりレシピとおうちスイーツ」(主婦と生活社/980円)です。


フルーツポンチゼリー
(手作りゼリーのおいしさったら、もう!!!!)


じゃがいもと長ねぎのグラタン
(私、長ねぎは必ずストックしています、どんな料理にもいい仕事してくれるんです)

!元気! を、おなかいっぱい食べて、いってきまーす!
と出かけたくなるような、
調味料……太陽!、今日やりたいこと!
みたいな、
料理を作って、食べて、そして、その先までストーリーがつづいていくようなレシピがたっぷりのっています。

春・夏・秋・冬の季節ごとに並んだレシピなので、
旬の野菜をしっかり味わうことができます。

秋めいてきたこのごろ。家に、しめじとエリンギ、しいたけがあるので(キノコがいっぱい)
本書にのっていた「きのこの混ぜごはん」をさっそく今晩作ってみようと思います。
スタイリングも、真似をしたい工夫がいっぱい。
使っていなかった雑貨や布も、アイディア次第で食卓の上で
活躍してくれそうです。

星谷菜々さんは、今月25?26日に、恵比寿リムアートで開催される、
Mパターン研究所さんとのコラボレーション展にもご参加されるそうで、星谷さんの作るスイーツ(予定)を味わえる機会かも[:さくらんぼ:]

(そのイベントに、デコもこっそり参加させていただくので、
また改めてコチラでご紹介させていただきます)

おすすめ本「krasoから生まれた本 野菜たっぷりレシピとおうちスイーツ」
星谷菜々 主婦と生活社刊/980円(税込)

(は! 本の真っ白さが背景と同化! 枠の付け方がわからず……すみません。なのでぜひぜひ書店でお手にとってみてください!)

人気漫画家が『自休自足』を!!

なんとなんと!

『自休自足vol.31 秋号』が完成しました!

なんとなんとなんとっ!

毎回、「脳内自休自足」という漫画を描いてくださっている
花くまゆうさくさんが、
ご自身のブログで紹介してくれました!
http://www.boso100.com/blog/hanakuma/

うれしいです。
花くまさんありがとうございます!

ユキちゃんなんてうれしすぎて、
自休自足から生えてきちゃいましたよ!

わたし(宮崎)は、今号から『自休自足』に参戦!
ソーラーレースに参加するため、
スケジュールなどパツパツでしたけれど、
どうにかこうにか楽しく仕上げることができました。

お気に入りのページは、
ユキちゃん担当の「移住の心得」です。
移住への心構えが詰まっていて、仕事そっちのけで読みました。

今回のルポで、千葉のあいよ農場さんに取材に行きましたが、
久しぶりに触った土の感触、太陽の下で流す汗……、
「もう東京になんて戻れない!どうしよう!」
と本気で悩みました。

でも、「移住の心得」を読んで正気を取り戻しました。
準備金100万円と車が必要……移住への道のりは遠かった。

夢は夢のままがいいのかしら。
ちがう! いまはいいの!
わたしには愛すべき帰る場所があるもの!
傾いた望月ビルの3階へ帰ろう。

人参をしこたまかかえて戻り、

人参をマイク変わりに社長とデュエットしました。

次号もがんばりまっす!

「眠って生きろ」電子書籍 販売スタート

「眠って生きろ」が電子書籍化されました。
パソコンのweb画面やiphoneやipadなどから、
購入・閲覧ができます!
価格は630円です。

わたしもipadで閲覧しましたが、
ただただ「お?」「わ?」「へ?」「すごーい」
とさわいでしまいました。

「もー眠くて眠くて本屋さんにも行けない、
でもアマゾンで本が届くのも待てない、あー、いますぐ読みたい!」
という方はぜひぜひ電子書籍版「眠って生きろ」をお買いもとめください。

齋藤

むしむし特別企画! 車谷長吉さんインタビュー 

特別企画! 車谷長吉さんインタビュー

反時代的毒虫、虫を語る

車谷長吉さんに「武蔵丸」という短篇小説があります(新潮文庫『武蔵丸』所収)。
足立区の舎人公園で見つけたカブトムシに「武蔵丸」と名づけ、
夫婦で大事に世話をするという作品です(2001年の川端康成文学賞を受賞)。
この方はきっと虫が好きにちがいない……。
車谷さんにインタビューを申し込むと、
なんと事務所に来ていただけることになりました。

「反時代的毒虫」とも評される私小説作家を前に、
おずおずと取材準備を進めていると、
「私はこういうのいちばん嫌いなの。カメラとかテープレコーダーとか」
さっそく本気とも冗談ともつかぬ毒をちょうだいしつつ、
インタビューを開始しました。

●第1回 家全体が虫籠だった

―― 虫はお好きですか?

車谷 ……虫は、家の中にゴキブリが這っているよ。関西でいう油虫ね。

―― 退治しないんですか?

車谷 嫁がやってる。

―― 車谷さんはなさらないんですか?

車谷 殺さない。私はそういうことしない。もし嫁に頼まれても絶対しない。

―― それはなにか信念があってのことなのでしょうか?

車谷 生き物を殺すなんてことはさ……できないよ。生き物は基本的に殺さないように生きてきた。

―― 子供のころ、遊びで殺したなんてこともありませんか?

車谷 ないなあ。でも1回……。私の家は農家なのね。東側と南側が田んぼ。家のなかが蛇だらけなのよ。それで小学生の低学年の頃、蛇を追っかけまわしていたら穴に入っちゃた。尻尾をつかんだら尻尾がプツンと切れるんだね。尻尾だけ残って胴体は穴の中に残っちゃった。で、尻尾だけ動いてるのを見ているとおふくろが出てきてさ、「なんて冷酷なことするんだ」と怒られたよ。でも、人に聞いたらまた生えてくるんだって、1回だけはね。2度目は生えない。で、尻尾なくても別に死ぬわけじゃないんだって。
 まあ、生き物を殺すの……いやだよねえ。ぼくは料理人をやっていたからたくさん殺しちゃったけど。エビ、カニ、魚……。まあ、殺す人も食べる人も同じ罪だと思うよ。

―― 子供のころ、虫を飼っていたことはありますか?

車谷 もうまわりにいっぱいいたからなあ。飼うったって虫のなかに暮らしているようなものだから。家全体が虫籠だよ。

―― いちばん多い虫はなんでしたか?

車谷 大きなところでは……やっぱり蛇だよね。

―― 蛇……。蛇は虫でしょうか?

車谷 「長虫」っていうでしょう。長虫という言葉は万葉集に出てくるからね。そのころは、昆虫なんて言葉はないからさ。「昆虫」という言葉は、たぶん明治になってから翻訳で作ったんだと思うよ。誰が作ったかしらないけど。

―― ほかに覚えている虫はいますか?

車谷 ゴキブリはいっぱいいたな。それから蟻だよね。蝶もたくさんいた。トンボは関西でいうミソトンボとシオカラトンボとオハグロトンボの3種類が庭にいっぱい飛んでた。

―― 捕まえて遊んだりはなさらなかったんですか?

車谷 とにかく殺生してはいけないと、幼稚園の頃から親に言われてた。殺生する大人、子供、男および女に会ったことがなかった。まあ親が農家の場合はね。農家じゃない人に出会うと、平気で殺したりするんだよね。チョウチョつまんだりする。

―― では、カブトムシも飼ったことがない?

車谷 山にはいたよ。でも家に連れて帰ってくるということはしなかった。まあ、いっぱいそのへんにいるわけだから。たとえば庭にイチジクの木があったんだけど、いっぱいクワガタがいたよ。共生しているわけよね。だから珍しいとかそういう気持ちも持ったことがない。

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車谷長吉 くるまたに・ちょうきつ

昭和20年、兵庫県飾磨(現姫路市)生まれ。
慶応大学卒業後、広告代理店などに勤務しながら、小説を書き始めるが挫折。
郷里に帰り、旅館の下足番や料理屋の下働きとして関西を転々、「無一物」の生活を送る。
38歳で再上京。47歳のとき、書き継いできた私小説をまとめた作品集『鹽壺の匙』を上梓、
芸術選奨文部大臣賞、三島由紀夫賞を受賞する。
平成10年の『赤目四十八瀧心中未遂』(直木賞受賞)ほか著書多数。
妻は詩人の高橋順子さん(小社から詩集『あさって歯医者さんに行こう』を刊行)。

パラマウントベッド:眠りの図書館「smart sleep librart」で紹介されました

わたしたちのこころとカラダの健康のために、
上質な「眠り」の環境を提案する、パラマウントベッドさんが
睡眠にまつわる本、コラム、音楽、インタビューなどを紹介するサイトで、
「眠って生きろ」が紹介されました。
smart sleep library睡眠文庫の中の1冊です。

(以下記事抜粋) *********************
10年近く不眠とともに生きている報道ジャーナリストの鳥越氏と日本睡眠学会副理事長の塩見氏の対談形式の本書は、睡眠の仕組みから病気、睡眠薬まで網羅している。取り上げている内容は難解になりがちなものでありながら、睡眠に関して何の知識を持っていなくても自然と理解できるのはジャーナリストと医者というプロ同士の対談形式によるところが大きいのであろう。

睡眠に何の関心もない人が読んでも楽しめる本書は、睡眠の重要性を世に広めていくための重要な一冊となるであろう。

*******************************

ありがとうございます!!!!
「smart sleep library」には、快眠へのヒントがたっぷりのっています。
「快眠コラム」のなかに、
「眠って生きろ」の中でも鳥越俊太郎さん、塩見利明先生がお話ししていた
休日の過ごし方についての記事がありました。

休日の日は、お昼までたっぷりと、
ニ度寝、三度寝を繰り返しながら眠りほうける……のが幸せ?
といういう方もいると思います。
わたしもそうでした。
「寝だめはよくない」「余計に疲れがたまるよ」
と聞いても、
「いーもん!」と思って寝てました。

でも、いまは休日の日も平日の日と同じ時間くらい(+しても1時間くらい)で すく っと起きてます。
「前はお昼まで寝ちゃってたなーあちゃー」と過去を思い出して遠い目をしてしまうくらいです。

不思議とできるようになったのは、自分に合った睡眠リズムがつかめてきたからかなと思っています。

休日の朝、とにかく、ともかく眠りたい…
というのは、平日に自分の睡眠リズムが上手にとれていなかった、
ストレスや疲れを睡眠によって毎日上手にリセットできていなかったからだったかなーと思います。

疲れや眠気、緊張感を週末までためこんで、
週末にどばどばと出し切る……そしてまた、がんばる… って、
うむ 確かにカラダにはあまりよくなさそうですよね。

―――眠気って大切なサインなんですよね、明日を生きるための。
眠たくなるってことは、その日しっかりがんばったんだから、つぎの日のためにカラダをゆっくりリセットしようということなんだ。
                  「眠って生きろ」より鳥越俊太郎氏

そう!なので?眠気?を大切に。
そしてみなさま、今日もちゃんとお昼ねしてくださいね!
デスクトップスリープです!
「smart sleep library」「まどろみDJ」推薦の音楽も聞いてみたいと思います☆☆

齋藤